| 「Earth to AvatarsでみせたInterSpaceの先進性とInterSpaceのコンペティタ達」 |
E2Aレポート 10月25、26日の2日間、SanFrancisco全日空ホテルでInterSpaceの競争相手が一堂に集まってサイバースペースの技術とサービスを紹介したEarthtoAvatars(E2A)をレポートする。
この会を主催したContactConsortiumは、サイバースペース上の新しい人間同士のコミュニケーションを軸に新しいオンラインサービスを実現しようとしている団体や技術を支援する目的で1995年に結成された団体である。主なメンバーは、マイクロソフト、シリコングラフィックス、インテル、富士通などの日本でもよく知られた企業の他、World's、BlackSun、OnLiveなどのベンチャー企業。参加企業はいずれもインターネット上の3D技術や音声通信、ビデオ通信などを得意として事業化にチャレンジしているところで、 私たちNTTソフトウェアのカリフォルニア支店もそのメンバーとして活動している。 この業界でいち早く商品化に成功したWorld'sやBlackSun はVRMLで3次元の世界を作り、その中をユーザのアバターが動物や漫画のキャラクタに変身して歩き回り、チャット(テキスト通信)によって他とコミュニケーションするサービスを提供している。
NTTヒューマンインタフェース研究所が開発し、NTTソフトウェアで事業化を進めているInterSpaceは、3Dで作ったサイバースペースを顔の部分にユーザのビデオ映像を貼り付けたアバターが歩き回り、会話やショッピング、ゲームができるサービスであるが、A2Eの会場ではInterSpaceと同様の高品質の3Dの空間を有し、アバター同士が音声とビデオでコミュニケーションするサービスは、まだどこも実現していなかった。そのせいもありNTTソフトウェアのブースには、競争相手も含め多くの 会議参加者が立ち寄り、端末を操作してゲームに興じたり、事業化の行方あるいは技術移転の可能性などを質問していくにぎわいであった。
ビジネスの点でInterSpaceを一歩リードしているWorld'sなどベンチャー企業の多くは、インターネットに焦点を当て、インターネットの伝送速度で享受できるサービスとして3Dは単純なテクスチャの組合せであったり、音声やビデオ通信は用いずチャットによるコミュニケーションにするなど極力機能を絞った形でサービスを提供している。また、機能絞ったことにより、単純であるが誰もが親しみやすい安価なサービスとしてビジネスを牽引していると言える。とはいえ、ビジネスとしてはまだ揺籃期以前であり、会場にはスーツにネクタイといった出で立ちの人は皆無。ご存じのように、この世界を引っ張っているのは、髪を後ろで束ね、ジーンズにTシャツやカラフルなシャツ姿で、自分の技術を売り込むシリコンバレースタイルとエンターテイメン トのハリウッドスタイルがほとんどである。
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