「訳の分かった人は自分を世の中に適合させる。わからず屋は自分に世の中を適合させようとがんばる。だからすべての進歩はわからず屋のおかげである。」こう言ったのは英国の劇作家、バーナード・ショーである。辛辣なアイロニーで知られるショー一流の警句だが、言っているところは創造と進歩の核心をついている。創造とは常に現状の否定である。これでいいと立ち止まってしまったら何も生まれない。

我々は「わからず屋のがんばり」によって、知識を超えた知恵の創出に賭けなければならないのだ。あの「2001年宇宙の旅」の一本の骨から始まった我々人類の営々たる「わからず屋のがんばり」の歴史、それが今日の驚異的なコンピュータ社会をもたらした。「創」とは本来「剣で傷つける」という意味だそうである。我々が勇気をもって傷つけねばならないのは、現状肯定という変化を望まない「訳の分かった」姿勢だろう。
橋本彰(コピーライター)



編集後記

「SO-」はお客様(本誌の読者)と弊社との双方向コミュニケーション誌として創刊いたしました。お客様から本誌に対するご意見をいただきながら、少しでもみなさまの役に立つジャーナルにしていきたいと思っています。よろしくお願 いいたします。
もうすぐ21世紀。ソフトウェア、特に本誌・対談で相磯教授がご指摘されているアプリケーションの重要性がますます高まります。今回特集したECもそのはしりのひとつとみることができます。是非日本でも順調に育っていってほしいと思います。
さて、次号は「サイバースペース特集」を予定しています。乞うご期待。 田島


「子供の時にアニメなどで見た光景が、現実のものになっていく度にマルチメディアの進歩に驚きを感じる今日この頃です。この驚きを「SO-」の読者の方々にも伝えられればと思っています。がんばります!!」 田口


「ペーパレスが騒がれているこの時代、ソフト会社として逆行しているのでは?そんな声が聞こえてきそうです。でも、「これだ」と思う情報はファイリングしてませんか?
いつかその中に入れるように。そんな情報を発信できればと・・」上野




発行/NTTソフトウェア株式会社 
経営企画部広報「SO-」編集室
発行人/田島 孝 
発行日/1996年12月6日
〒231神奈川県横浜市中区山下町209 
TEL045-212-7625(直通)
so-info@cs.ntts.co.jp

企画編集/(株)ジャパンライフデザインシステムズ
アートディレクション/立石隆一
制作協力/青柳智子(きりんスタジオ)
写真撮影/岡野一之
印刷/株式会社メビウス印刷
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