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従来のマルチメディアは、単にメディアのバリエーションが豊富になったというレベルのものや、既存のメディアをデジタルに置き換えただけのものがほとんどでした。ところが、ここ数年のインターネットの急速な普及により、すべてのメディアはつながってくるという概念が広まりつつあります。あらゆるメディアがネットワーク上でひとつにつながり、リアルタイムで流通する。これがリアルタイムメディアです。現在、さまざまな業種で、マルチメディアからリアルタイムメディアへの急速なシフトが始まっています。
たとえばオンラインビジネスの成功例として取り上げられることの多い「YAHOO!(ヤフー)」は、設立当初は儲けようという気などさらさらなく、便利なサービスを提供すれば多くの人が使ってくれるだろうという程度の発想から始まりました。その結果、人が集まり、コミュニテイが形成され、マーケットが生まれるという好循環がつくられたのです。
つまり重要なのは顧客との接点、つまりフロントエンドをいかに上手につくっていくかということになります。「コンテンツの充実」→「コミュニティの醸成」→「マーケットの創造」という流れの中で、顧客との接点を絶えず考えることが重要なのです。それは単に顧客からの要望を実行するだけに止まらず、社内外とのネットワークをフル活用し、柔軟な姿勢であらゆる情報を提供していく姿勢が求められるということです。特定のプロダクトやサービスではなく、よりトータルな情報やその活用法を積極的に提供していく必要があります。 |
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