eビジネス時代のセキュリティSO-
以心電心eSecurityから eTrustへ →
 

本格的なeビジネスの進展にともなって、その基幹を支えるセキュリティに対する関心が高まっている。単に、外部からの侵入やウィルスからシステム・データを守るだけでなく、eビジネスのセキュリティを支える総合的なトラスト環境の構築こそが、これからの時代には必要とされる。本特集ではさまざまな角度から、このeTrust(以下トラスト)の現状を紹介し、そのビジネスの最前線を追う。


capter1 セキュリティ技術をキーワードから読み解く
−eビジネス時代のセキュリティとは何をさすのか?−


リアルワールド・ビジネスの中で、「信用」「信頼」は欠くことのできない要素であることに疑問の余地はないでしょう。
それは長年の実績や社会的な信用によって確保され保証されてきたものです。
eビジネスが進展する現在、あらためてこの「信用」「信頼」というビジネスの大原則がクローズアップされてきます。
それがセキュリティからトラストへの変換を促しています。

 『安全』・『信頼』・『安心』。これらの言葉は、セキュリティの目的や必要性を記述した文章に必ず含まれるキーワードです。セキュリティの目的は、プライベートネットワークでもインターネットでも変わりません。そこでまず、これらのキーワードからインターネットのセキュリティについて考えてみます。

 インターネットの構成を大雑把に言えば、通信経路とその経路の接続点からなります。ISPIDCWebサイトもすべて経路の接続点で、接続の原理は同じですので、ここではそれらをデータセンタと呼んでおきます。インターネットのセキュリティはこの構成要素であるデータセンタと経路に分けて考える必要があります。

 
ISP(Internet Services Provider)
インターネット接続サービスを提供する事業者のこと。単にプロバイダともいう。
IDC(Internet Data Center)
電子商取引などの事業を行うためのサーバのホスティング拠点。通常のサーバと異なるのは物理的に堅牢性と高いセキュリティを備え、更に広帯域なバックボーン回線を必要とするところ。サービスの安全性・確実性を高めるための工夫が多くなされている。
Webサイト
WWW(World Wide Web)サイトともいう。1冊の本のように、ひとまとまりに公開されたページ群のこと。ページ群の存在する場所を指すこともある。
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