導入事例|CASE STUDY

「システム統合ソリューション」導入事例

全日本空輸株式会社(ANA) 様 分散した従来のシステムが統合ソリューションでパワフルに変身

(5)成果の検証

可用性の向上とコストダウンが実現

今回のシステム統合は、まだ「一山越えた」(桑野氏)だけである。したがって、総合的な評価を下すには時期尚早であろう。しかし、上記の諸成果から判断して、桑野氏は「データ統合の点では、現段階ですでに成功している」という。また、ビジネス環境の変化に即応できるという点で、「業務がパワーアップした」と説明してくれた。

「航空業界では、法律や社内の規定の変化で制度変更が起きますが、その際、重要なのはスピードです。このスピードは、人力だけではどうしようもなく、システムの柔軟性に拠るところが大きいのです。今回のシステム統合は、このスピードを数段速めてくれました」。

「制度変更に関しては」と氏川氏がつづける。「それに伴うシステム上の変更が必ず必要になります。これまではその変更への対応に、多額の出費を余儀なくされていましたが、今後はおそらく、画期的に削減されるのではないでしょうか」。

コストダウンについては、システムインテグレータとして、小泉が最後にこうつけ加えた。「今回のシステム統合では、ANA が自社でメンテナンスできるような基本設計を施しました。この点でも、コストダウンが図れるはずです。また、日進月歩の技術進化で微妙な更新は定期的に必要となりますが、オープン化を実施したことで、新しい技術の取り込みは格段に容易になっています。低コストのマイナーチェンジをつづければ、統合部分をいつまでもサビつかせることなく、長期にわたって使いつづけることができます」。

最後に、今後の見通しについて氏川氏が語ってくれた。「今、コンサルティング時のレポートとほぼ同様の結果が得られています。今後も苦労はあるでしょうが、十分期待できると確信しています」。

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