この課題をクリアするために必要なこと、それは「社内で自由に使える帳票をつくるツール」を探すことから始まった。いくつかの候補が挙げられる中で、重要視したのは「使い勝手」や「コスト」の点である。そこで内容を比較検討した上で、「運用コスト」「業務現場の活用」「経営指標データの見える化」などに力を発揮する高速集計エンジン『Dr.SumEA』が導入されることとなった
また今回は、基幹システムからスムーズにデータを移行するために「中間テーブル」を設ける方法を採用している。見たいデータが頻繁に変わってしまう状態では、大きな基幹システムを何年もかけてブラッシュアップし構築するよりも、中間テーブルと『Dr.SumEA』の活用で、変化に対応できるしくみを構築することが有効と考えられたからだ。
Dr.SumEAはもちろん、基幹系からデータを移行するための中間テーブルについても、社内でつくり、変更できることが今回のソフト導入の大きなメリットである。そこで、「Dr.SumEAはどんなことができるのか」「中間テーブルはどんな風につくるのが有効か」などを理解し、設計に反映するために、NTTソフトウェアの担当者との打ち合わせやコンサルティングを約2ヶ月にわたり実施している。「実際のデータを使って、“何ができて、何ができないのか”などのイメージが体系として理解できたことが非常によかった。この作業がなかったら、今も社内の担当者は苦労していると思います」と鳥海氏からも高い評価をいただいている。
将来的には、各事業部に担当者を置いて必要な帳票を作成し、データベースだけをシステム部で対応する運用体制を目指し、現在は講習会への参加などを通じて、社内の人材育成に努めている。

※なお、基幹系システム開発は日本NCRビジネスソリューション株式会社様により構築されています。
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