サーバ仮想化にあたっての留意点
サーバ仮想化を導入すると、必ず、「TCOを削減できる。」「運用効率があがる。」「可用性が上がる。」、というわけではありません。
- 仮想化するべきでないサーバもある!?
物理ハードウェアリソースの利用率が高いサーバはサーバ仮想化には、向いていません。サーバ仮想化による効率化は、リソースを複数サーバで共有することで、トータルのリソース利用率を上げることで実現されます。DBサーバ等の元々のリソース利用率が高いサーバは仮想化を用いないで運用すべきです。
弊社では、現行のリソース利用率を計測し、最適なシステムをご提案いたします。
- 仮想化すると高くなる!?
サーバ仮想化ソフトは、Microsoftの参入等、競争が激しくなるにつれて低価格が進んでいます。しかし、動的マイグレーション等の高度な機能を利用するためには、依然として高価なライセンスの購入が必要です。また、仮想化のメリットを真に得るためには、共有ストレージが必要であり、その点でもコストがかかります。仮想化によってサーバ台数は減らすことができます。しかし、導入コストが下がるとは限りません。
弊社はSlerという立場から、お客様のご要望を実現するための最適なソフトウェア、ハードウェア選定を行い、コストに見合うメリットを享受していただけるシステムをご提供いたします。
- 仮想化すると可用性は、下がる!?
1台の物理サーバに複数のサーバを集約すると、ハードウェア障害のシステムへの影響範囲が広がるため、可用性には従来にも増して、配慮する必要があります。
サーバ仮想化ソフトウェアの提供するコールドスタンバイ型の高可用化機能(VMware HA等)を用いて、ある程度、その問題に対処することができます。しかし、より高い可用性を求められるサーバには、仮想マシン間でホットスタンバイ型のクラスタリングを構築する等の対処が必要です。
弊社では、サーバ仮想化を用いたシステムでも、SLAの定める可用性を実現できるよう、最適な可用化策をご提案いたします。