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ソリューションコラム / ネットワーク 2009年4月

大規模システムにも適応できるスタックライブラリを提供

2.求められるのは信頼性と柔軟性

ソフトウェア開発部の意向は上層部へ訴えるとして、ネットワーク家電に組み込むべきネットワーク仕様の方向性だけでも明確にしておきたい。家電という製品の性格上、すでに存在するネットワーク機器以上に、リテラシーの低いユーザが利用することを想定しなければならない。求められる要件に対して、次世代ネットワーク(NGN)と、そのシグナリングプロトコルでもあるSIPの存在がクローズアップされた。

竹下● ネットワークといっても、現在はインターネット網が広がっていますが、将来的にはNGNが各家庭に入り込む可能性があります。IPネットワークかNGNか、というのは難しい判断が迫られますね。
門倉● ファームウェアは柔軟に対応できるようにできないでしょうか。ネットワーク網はもちろん、さまざまなリテラシーのユーザが使うことを考えると、データ通信だけでは足りないかも知れないから、柔軟に対応できるプロトコルがいいと思います。もちろん信頼性は最重要課題です。
安積● そうなると、インターネットで使われるプロトコルよりも、NGNのシグナリングプロトコルとして使われるSIPをベースにしたほうがいいかも知れませんね。ネットワーク層やトランポート層を問わないので、状況を見て柔軟に対応していけますし。

ネットワーク機器ということを意識しないユーザも含め、不特定多数のユーザが利用することを想定しなければならないネットワーク家電では、高い信頼性と柔軟性が求められるといえるでしょう。
また、NGNのシグナリングプロトコルとして用いられているSIPは、下位レイヤを問わず利用できるうえ、データ以外にも音声・映像といったさまざまなデータ交換に活用可能です。ネットワーク家電の要件を満たすプロトコルとして有力な選択肢といえます。

NTTソフトウェア株式会社:尾崎 公望
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