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ソリューションコラム / セキュリティ 2009年7月

アイデンティティ管理ソリューションによる効率的なID管理とシングルサインオン

1.増え続けるIDとパスワードの管理の効率化が急務

多くの製造業で、社員(システム利用者)が使用するIDとパスワードは一種類ではない。社内ポータル、メール、受発注システムなど、複数のシステムにアクセスするためだ。一方、システム管理者は社員(一般利用者)向けのIDのほかに、サーバの保守・管理技術者向けの特権IDなど、多種多様なIDを管理しなくてはならない。

内部統制の観点から、すべてのIDとパスワードはセキュリティポリシーに則り、厳格に管理されなければならない。今、求められているのは、管理負担や運用・保守などのITコスト増を抑制し、情報漏えいや不正アクセスなどのセキュリティ上の重大な問題を起こさない、効率的なアイデンティティ管理を実現し、セキュリティポリシーを確実に実行する環境を整えることだ。

NTTソフトウェア株式会社:長野 恭子

多くの製造業で、社員は数種類のIDとパスワードを利用しています。それは、社内ポータル、メール、受発注システムなど、複数のシステムにアクセスする必要があるためです。

一方、システム管理者は、社員の入社、退社、組織変更などの人事異動に合わせて社内システムのIDやパスワードの発行・失効を行っています。また、サーバのメンテナンスでは社外のハードウェアベンダーなどにサーバOSの特権ID(rootやAdministratorなどのID)を一時的に払い出す必要もあります。

これらのすべてのIDとパスワードはセキュリティポリシーに則って厳格に管理されなければなりません。なによりも、管理が行き届かないために情報漏えいや不正アクセスなどのセキュリティ上の重大な問題を引き起こすことは絶対に避けねばなりません。システム毎、サーバ毎に分散したIDを管理するシステム管理者の負担は膨大になります。管理するシステムやIDが増加すると管理が煩雑になり、使用期限を過ぎた不要IDの存在が見逃される可能性があり、セキュリティ上も望ましくありません。

しかし、管理すべきIDが増加することによって管理負担も大きくなり、運用・保守などのITコストの増大の要因となります。従って、膨大なID管理を効率的に行うためには、システムやアプリケーションの一般利用者向けIDだけでなく、サーバメンテナンス時に払い出される特権IDまでを含めたIDの一元的な管理が求められます。すべてのIDを一元管理することで、システム管理者の負担を増やすことなく、効率的で確実なID管理を実現できるのです。

図1:社員の苦労
図2:サーバメンテナンス担当の苦労
図3:システム管理者の苦労
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