小山 義一
NTTソフトウェア株式会社
事業推進本部 SI&NI・ソリューション事業グループ
ICTコンサルティング事業ユニット
チーフエキスパート
企業においてITへの投資は欠かせないものとなっていますが、その投資に対するイメージは決して良いものはいえないと思います。経営陣にとっては「高い」「投資効果が分かりにくい」というイメージがあるでしょうし、現場のスタッフにとっても「思ったとおりのシステムになっていない」ことが珍しくないのではないでしょうか。結果として、IT投資に失敗したと感じている企業は多いようです。
投資である以上、IT投資は回収すべきものです。しかし、IT投資に対して、具体的に回収の目標を持っている企業は少ないように感じられます。IT投資に成功しないために投資を抑制する企業も目立ちます。しかし、IT投資を積極的に行って、“勝ち組”へと繋げている企業もあります。投資を回収するという意識を高め、適切な投資を行うことが理想的な姿といえるでしょう。
システムの導入にあたっては、プロジェクトの開始からシステムの導入後までにいくつかの要所があります。今回のコラムでは、「プロジェクトチームの結成」、「要件の定義」、「導入効果の測定」、「経年観察」という四つのポイントを挙げ、どのようなことに留意して勧めていけば、IT投資を成功に導けるのかを紹介していきます。ここで紹介する内容は、IT投資以外の分野にも応用することで、不況に強い企業作りの土台となっていくことと思います。
