数日後、雲井はこれまでの業務改善の取り組みをまとめて星山に報告した。受発注システムをはじめとして、さまざまなシステムを導入し、一定の効果は上げていることがわかった。しかし、決して費用対効果が優れていると言えるほどの成果ではないことも明らかになった。

| 星山● | 雲井室長、こうしてみると当社はずいぶんとシステム化が進んでいるようだな。 |
| 雲井● | そうですね。受発注システム、在庫管理システムによって庫内業務のシステム化はほぼ完了しています。営業車は配車管理システムと車両管理システムで管理していますし、事務処理も請求管理システムと勤怠管理システムを昨年導入済みです。 |
| 星山● | デジタコはどう活用しているのかね? 日報作成は自動化されているんだろう? |
| 雲井● | はい。しかし、日報以外は、会社としてはデジタコのデータを集計して利用するということはしていません。勤怠管理システムへの入力も、日報を再入力しています。 |
| 星山● | 設備投資の効果が十分に引き出せていない気がするんだが、どこに原因があるのかね? |
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