情報誌・コラム|Publish・Column

ソリューションコラム / ユビキタス 2009年6月

コミュニケーションプラットフォームの改革

3.生産性低下を生む「無駄」の数々

次の議題は、先述の定義(生産性=生産量/生産時間)に示された分母にあたる 「生産に費やした時間」である。これはいかに無駄なく仕事を進めてられているかを考えていけばいい。限られた時間内で行っている作業を見直してみると、驚くほど小さな無駄が積み重なっていることに気が付くはずだ。

「無駄な時間」が、社員の貴重な作業時間を奪っていることを、深刻に受け止めなければならない! ホワイトカラーの仕事に潜む5つのムダ!!
山田● ホワイトカラーの社員にとって、業務時間中に無駄に費やされている時間とは、どのようなものがあるだろうか?
河本● 会議には無駄が多いですね。会議自体の必要性は認めますが、会議の時間を調整するといった待ち合わせに関する無駄は深刻に思っています。
森下● 外出が多い私たち営業マンにとっては、人とのすれ違いや人や物を探す時間がかなり積み重なっているように思います。連絡した相手が不在だったりして何度もかけ直したり、相談したいときに上司を探す時間は本当に無駄です。
海江田● 繰り返し作業や、行き当たりばったりの作業が多いのも気になります。同じような書類を作るのに一から全部作ったり、仕事ごとに都度リファレンスを決めて作業したり……。
NTTソフトウェア株式会社:池田 雅儀


生産性を向上させるには(生産性=生産量/生産時間)の式の分子(生産量)を大きくするか、分母(生産時間)を小さくすることが有効です。ここでは、分母を小さくすることに着目します。つまり、“生産に費やした時間”を、いかに無駄なく、少ない時間で成果を上げたか、ということになります。これは、ホワイトカラーの社員が就業時間内に、いかに有効に仕事を進めているか、と解釈してもよいでしょう。