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ソリューションコラム / ユビキタス 2009年8月

ProgOfficeが実現する無駄のない「高効率」ノンテリトリアルオフィス

2.ケータイを内線電話として活用する「ProgOffice」

ホワイトカラーの生産性向上に取り組むプロジェクトと時を同じくして、ABC工業では老朽化したPBXをIP-PBXに切り替えるためのシステム選定が行われていた。その選定においてNTTソフトウェアの建山氏が、同社ソリューションを用いたノンテリトリアルオフィスの提案もしていたという。ProgOfficeとは一体どんなソリューションなのだろうか?

「持ち運び可能な内線電話」:携帯電話を内線電話としても活用することで、社員一人に対して1つの内線番号を割り振ることができます。
建山● ProgOfficeの大きな特長の一つに、携帯電話を内線電話としても活用できることがあります。
海江田● 『携帯電話を内線電話としても活用』する仕組みはどうなっているのですか?
建山● 社内などの無線LANにつながる状態であれば、PBXに接続して内線子機としても利用可能です。無線LAN圏内であれば、社内のどこにいても同一の内線番号で発着信できますので、連絡が取りやすくなります。なお、無線LAN圏外であれば携帯電話網(FOMAなど)を利用した通常の発着信が可能です。
森下● 社員それぞれに携帯電話1台を持たせた上で、内線も利用できるなら、固定と携帯の2台あった電話機を1台に集約できますね。話をしたい相手がどこにいるかにかかわらず、同じ内線電話番号で呼び出せるのも便利ですね。
海江田● しかし、携帯電話は毎月の基本料金の支払いが必要なので、外出の少ない内勤の社員にまで携帯電話を持たせるのは、コストがかかりませんか?
建山● はい。外出の少ない内勤の社員には、携帯電話ではなく、社内専用の無線IP電話機を持たせるとよいでしょう。社外では利用できませんが、毎月の支払いは不要な電話機です。
山田● なるほど。しかし、それだけでは従来の内線電話によるコミュニケーションの障害が克服されたとは言いがたい。例えば、通話したい相手が会議中などで電話に出られず、結局話をする機会を逃してしまうようなことは、あり得る。

ProgOfficeは無線LANを利用して、携帯電話を内線端末としても兼用できるのが大きな特長です。ノンテリトリアルオフィスでは“自席”の概念がありませんので、従来のように固定電話にナンバーを割り振って社員各人に関連づけることが難しくなります。その点、携帯電話であれば持ち運びが可能なので、社員一人ひとりに電話番号を割り振ることができます。
携帯電話だけでなく、社内専用の無線IP電話機も利用可能ですので、勤務形態など用途に応じて、電話機を選択可能です。このような利用を可能とする技術は「モバイルセントレックス」と呼ばれています。

NTTソフトウェア株式会社:池田 雅儀