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ICTの潮流 / no.6
内部統制
 
2009年7月

兵法を紐解く -勝利のビジネス戦略- 第5回 「正しい方向へ人々を統率するにはその戦術や考え方を実行に導くツールが必要である」

ICT 社会を生き抜くビジネスパーソンに向けて、兵法書から普遍のビジネス戦略を毎回ピックアップしてお届けします。

ビジネスHintコラム

軍政に日く、言うも相聞こえず、故に金鼓を為る。視すも相見えず、故に旌旗を為る。是の故に昼戦に旌旗多く、夜戦に金鼓多し。夫れ、金鼓旌旗は人の耳目を一にする所以なり。人既に専一なれば、則ち勇者も独り進むことを得ず、怯者も独り退くことを得ず。此れ衆を用うるの法なり

正しい方向へ人々を統率するには、その戦術や考え方を実行に導くツールが必要である

孫子曰く、「昔の兵法書には、口で言っても聞こえなければ鐘や太鼓を用い、手で指示しても見えなければ旗や幟を用意すると記されている。そのため昼間の戦いでは旗や幟が多く使われ、夜間の戦いでは鐘や太鼓を使用する。そもそも、旗や幟、鐘、太鼓は兵士たちの目や耳を集中させるためのものであり、兵士たちの 意識が統一されれば勇敢な兵士も勝手に進むことができず、臆病な兵士も勝手に退散することができない。これが大軍を率いる秘訣である」。

たとえ作戦が巧みなものであっても、行動の指示が正確に素早く伝わらなければ結果を期待できないばかりか、個人の勝手な判断で行動し、混乱を来してしまうことが危惧されます。制度の徹底のためには、現場がルールを正しく認識し行動することが求められ、戦場での旗や鐘となる、使いやすく統合されたツール が必要です。

今、内部統制の強化において、多種多様なシステムのアカウントの一元管理とシングルサインオン環境を提供するICTツールが注目されています。なぜなら、現場の負担を一度に軽減し効率的な運用がき、なおかつセキュリティも確保できるからです。これこそまさに、会社組織を正確に統率する現代の旗や鐘かもしれません。

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