株式会社NTTぷらら様
『ひかりTV』の事業化は、さまざまな意味で技術への挑戦でした。従来の多チャンネル放送、ビデオ・オン・デマンド(VOD)(*3)とカラオケに、地デジIP 再送信を加えたサービスであることから、配信設備も複雑化したのです。
地デジIP再送信は、長時間の連続運転に耐える高信頼性が要求されるサービスなので、東京・大阪では配信設備を完全二重化し、万一の障害時でも即座に切り替えられる体制を整えました。
NTTソフトウェアは地デジIP再送信の設備構築などの重要な部分を担当し、今までに手掛けられた大規模プロジェクトにおける構築ノウハウを十分に発揮しました。
地デジIP再送信の実現には帯域を確保できるNGNとの接続が必要だったのですが、NGNの商用開始に合わせ、我々のサービスを開始する必要がありました。そのため、NGNとの接続試験もかなり短期間でやらざるを得なかったのです。試験方法の選定や実施についても大いに活躍してもらいました。
NTTソフトウェアの特長は、NTT研究所の最先端技術をいち早く取り入れて実用化する技術力です。こうした上位レイヤでの新ビジネスでは、激しい技術革新の中での勝負になるので、最先端技術を我々事業会社に橋渡しする開発会社としての役割は非常に大きいと言えますし、今後も大いに期待しているところです。
おかげさまで『ひかりTV』はサービス開始1年間で累計55万契約を突破しました。当社の調査では、新規顧客の75 ~80%の方々がCS放送やケーブルTVの未加入者であったという結果が出ており、『ひかりTV』によるIPTVシステムが新たなマーケットを開拓し、コンテンツ市場の活性化にも貢献していると推測できます。
今、我々のミッションは、VODサービスの市場構築だと考えています。月額3,675円の「お値うちプラン」では40以上の専門チャンネルを揃えた多チャンネル放送と約5,000本のVODが見放題ですが、平日の昼や夕方に韓流ドラマやハリウッド系テレビドラマシリーズとアニメシリーズのVOD利用頻度が上がっています。これは、日中テレビを観ることが多い主婦や子供に利便性が伝わったためではないでしょうか。
テレビといえば、放送時間に合わせて観るものだと考えがちですが、好きな時間に観られる、ちょっと空いた時間に楽しめるVODは、そんな時間の壁を打ち砕くほど便利で自由です。しかも、急な用事で試聴を中断しても、もう一度最初からではなく中断シーンから観始める事や、巻き戻し、早送りが自在に出来ます。ぜひ皆様にもVODの楽しさを体験してもらいたいですね。
『ひかりTV』では、今年度中にBSデジタル放送のIP再送信を開始する計画です。また録画機能付きSTBも登場する予定です。今後、これらの基本サービスの拡充を目指すとともに、双方向性という特長を活かしたIPTVならではのサービスを充実させていきたいと考えています。
【用語解説】

| 設 立 | 平成7年12月 | |
|---|---|---|
| 事業概要 | インターネット接続サービス、ブロードバンド映像サービスなど | |
| 資本金 | 123.21億円 | |
| 従業員数 | 280名 | |
| URL | http://www.nttplala.com/ |
| 『ひかりTV』サービス概要 |
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※地デジIP 再送信提供エリア:
東京・神奈川・千葉・埼玉・愛知・大阪・京都・兵庫 (2009 年度中に、北海道・宮城・新潟・栃木・群馬・茨城・静岡・広島・福岡でも サービス 開始を計画。) URL:http://www.hikaritv.net/ |