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Androidは、オープン性、汎用性の高さから、アプリケーション開発者にとっては重要視すべき開発環境となっている。今回は、NTTフトウェアきってのAndroid(*1)エキスパート・神原健一が掲げるキーワード「CHALLENGE」について、その意味するところを語る。 |
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現在、私はAndroid 上で動くサービスの開発プロジェクトに参画しています。モバイル系のアプリケーション開発に長年携わってきた私からすると、Androidは非常に自由度が高いものです。たとえば、端末上で動作するアプリ間での連携が容易です。
音声認識・読み上げといったAPI のプログラミング環境も用意されていますから、それらをマッシュアップさせることで、たとえば「携帯電話に話したメッセージを翻訳し、自動的に読み上げる」といったサービスも可能になります。開発者のアイデア次第で、何でもできる、無限の可能性を秘めている、と言えるでしょう。開発者が大きなやりがいを感じられるフィールドがそこにはあります。
ただ、Android自体は一つのプラットフォームにすぎません。自由度が高い開発環境においては、「何を作っていくのか」「自分はどのような新しいアプリを考えられるのか」というテーマ性を強く持つ必要があるのです。私はAndroid の開発を通し、「まだ切り拓かれていない開発環境へ、明確なテーマを持ってCHALLENGEすること」の重要性を意識するようになりました。
Androidは、まだ登場して間もないものです。アプリの開発プロジェクトを立ち上げても、「Androidの開発環境に初めて触れます」というメンバーもまだ多いのです。ただ、開発の最前線においては、数少ないエキスパートだけが突出したスキルを持ってもしょうがありません。個人ができる範囲は限られていますから、少数の精鋭だけでは大きな開発事案を遂行するのは難しくなってしまうでしょう。そこで、私は勉強会を開催したり、「道場研修」の講師を務めたり、Androidの知識を広めることに注力してきました。
Androidアプリの開発に用いられるプログラミング言語「Java」は、初心者にも比較的取り組みやすいという長所があり、最初の敷居は低く感じます。しかし、高機能/高品質なアプリを作るには、高いスキルと多くのノウハウが必要となってきます。私が試行錯誤の中で得てきたノウハウ、知見を社内に水平展開することで、Androidアプリの開発をより身近なものに感じてもらえるのではないか、と考えました。
私が講師を務めております「道場研修」は、昨年からNTTソフトウェア社内でスタートした、エキスパートによる実践訓練型の技術研修です。たとえば、私が講師を務める道場では、実際にAndroidアプリを作りながら指導を行います。実際にアプリ開発を体感することで、自由度の高いアプリ開発環境へ意欲的に挑戦していくことができる。まさに「CHALLENGE」の意義を伝えられている実感があります。
私自身がAndroidアプリの開発に携わってきて思うのですが、新しい技術に関しては、机上の勉強よりも、熱い思いを胸に、まずは実際に触って何かをくじけず作ってみること。それがエキスパートに求められるキーワードだと考えます。実際に触って作ってみる―
―そこからすべてが始まるのです。
【用語解説】